ボールの運び方
サッカーの試合中
センターバックの選手でも
ボールを運ぶことがあります
そんな時
相手からのプレッシャーに焦ってしまう
ボールを失ってしまう
こんな経験ありませんか?
現代のサッカーではセンターバックの選手に
攻撃の組み立てることが求められます
そこでボールを失ってしまったり
バタバタしていては
攻撃を組み立てるどころではありません
ボールを運ぶ能力が非常にうまいです
彼のようにうまくボールを運びながら
センターバックから攻撃を組み立てたくはありませんか?
そもそもなぜ
ボールを運ぶ時に焦ってしまうのでしょうか?
それはきっと
相手が見えていないからです
あなたはボールを運ぶ時
最初からパスを出す方向に体を向けたまではありませんか?
自分の視界に相手が入ると焦ってしまっているのです
相手のフォワードは
パスコースを限定するために寄せてきます
自分でボールを取りきろう
なんて考えていないはずです
どこまで限定するかは相手の戦術次第ですが
あくまでパスコースの限定が目的です
試合中
無防備に突っ込むことがありますか?
ありえないです
しかし
パスコースを限定するつもりで寄せて
目の前の相手が焦りだしたらどうでしょうか?
‘ここで取れたらチャンス‘
こう思うはずです
自分の所で取れなくても
次で取れるかも
試合中センターバックの選手は
他のポジションの選手よりも余裕があります
ボールを運ぶ時も同じはずです
一度縦にボールを運び出してみてください
相手が近くにいる時は横でも大丈夫ですが
怖がらずに一度縦です
相手も横を向いてボールを運ばれるより
前を向いてボールを運ばれた方が嫌なはずです
いきなり横を向いてボールを運ぶと
相手からすると守りやすく
自分からサイドにハメられに行くのと同じです
ですが
縦に運べたらどうでしょうか
自分の視野が確保できて
相手が見えても焦ることが減ります
パスコースも増え、全体の把握にもつながります
さらに
相手も前に出にくくなり
ボールを運びやすくなるはずです
練習中にもボールを運ぶことがあるかと思います
その時から
‘一度縦に運ぶ‘ことを意識してください
2週間もしたら自然とできるようになっています
相手が寄せてくることに怖がらず
前を向いてボールを運び
攻撃を組み立てていきましょう
ビルドアップ
現代サッカーでは
ポゼッションを高め、自陣から
ビルドアップしていくシーンがよく見られます
もちろんセンターバックの選手も
そのポゼッションに参加し
攻撃を組み立てていきます
攻撃の組み立ての最中ですから
自分たちのミスが
相手のショートカウンターにつながります
ビルドアップの時に
うまくいかない
詰まってしまう
こんな経験ありませんか?
自分たちの攻撃の準備をしているはずなのに
気付けばボールを取られ
失点してしまう、、、
今のままでは
どんどん自信を無くしていき
今まではミスしなかったところでも
ミスするようになっていきます
監督からの評価も下がり
あなたにとっても
チームにとっても良いことはありません
あることを意識してプレーし
バルセロナのような
美しいポゼッションサッカーを
したくはありませんか?
そもそも
今のあなたのポゼッションが
詰まってしまうのはなぜですか?
それはきっと
遠くを見ていないからです
もっと言うなら
自陣深くだからと言って
視野が狭くなってしまっているのです
自分がボールを持った時は
相手からのプレッシャーも弱く
余裕があります
しかし
その余裕のある選手が
相手の背後や遠くを
見ていなかったらどうでしょうか?
守る側からしたら
‘裏は狙ってこないな‘
と思うはずです
さらには
出しどころも狙いやすくなります
あなたの所にはプレッシャーは
かかっていないかもしれません
ですが
その次を狙われてしまっているのです
結果として
ビルドアップで詰まってしまったり
うまく攻撃につなげられていないのです
ビルドアップの目的を思い出してください
攻撃の準備を整え
ゴールすることではありませんか?
他のポジションの選手と比べ
余裕があるはずです
そこで
相手の裏や遠くを狙ったプレー
これを意識してみてください
いきなり試合で
相手の背後ばかりを狙ったプレーでは
無駄にボールを失ってしまいます
ただ、練習の時から遠くを見ることを
意識してみてください
大切なのは
相手に ‘裏も狙ってるな‘
と思わせることです
遠くを見て視線を送るだけでも
効果はあります
最終的に相手の背後にボールが出なくてもいいです
周りが見えていると思われるだけで
相手はプレッシャーをかけにくいです
ビルドアップの時も同じです
相手がプレッシャーをかけにくくなり
攻撃の組み立てがスムーズになります
安定したビルドアップで攻撃を組み立て
チームの攻撃を活性化さていきましょう
判断力
サッカーの試合中
瞬時の判断を求められる場面の連続です
特に
ゴール前での判断ミスは
失点につながります
「あそこで違う判断ができていたら」
なんて後悔
した経験ありませんか?
ひとつ前の所で自分が出ていたら
あの時逆に動けていたら
あと一歩足が出せていたら
様々な場面があるかと思います
もちろん
サッカーの試合で全く同じ場面が起こる
これはなかなかありえません
ですが
似たような場面は起こります
あなたは試合の後
失点してしまった場面の反省ができていますか?
もしできているなら
対応に困らないはずです
しかし
そのミスを放っておいては
また同じことをしてしまいます
試合に負け
見方からの信頼は薄くなり
監督からの評価も下がってしまいます
最終的には
試合に出られなくなってしまいます
何度も同じ失敗を繰り返さず
あなたの判断ひとつで
相手の攻撃を潰したくはありませんか?
今のあなたのままでは
同じような場面で
同じようなミスを繰り返します
練習の時からあることに気を付けてみてください
あなたの判断力はぐっと上がり
試合結果も変わってきます
そのあることとは、、、
練習中の失点場面を振り返る
ことです
人間同じことを繰り返してしまいます
良いこともその逆も同じです
練習中の失点場面を思い返してみてください
一連流れの中にいくつか判断したポイントがあります
その結果の失点です
その判断が間違っていて
同じことを試合でもやってしまっているのです
練習でミスをしても
練習だからと言って
なかなか振り返ることはないかと思います
ここの意識を変えるだけです
練習でトラップミスしたら
試合でも同じミスをします
ボールがあるミスは目に見えているので
改善して良くしようという気持ちになります
しかし
判断のミスは
目には見えません
なので
後回しにしてしまったり
忘れてしまうことが多いです
3対2などの簡単なシュートゲームからでいいです
失点が生まれる練習メニューで
意識を変えてみてください
失点した場面
その時の判断
振り返って
次の練習で反省を生かして
ミスなくその会を終えるまで
繰り返してください
失点しなかったとき
あなたはその場面に
対応できるようになっています
こうやって
自分が得いな場面を増やしていってください
試合で同じような展開になった時
最適な判断ができるようになります
さらに
判断のスピードも上がってくるので
よりスムーズに動けます
試合中にミスするな
これは難しい話ですが
自分の得意パターンであれば
ミスを減らすことはできます
練習でのミスの振り返りから
判断のスピード、質を上げ
試合を変えていきましょう
裏を取られる
サッカーのセンターバックの守備
裏を取られ、失点をしてしまう、、、
何度も繰り返してしまう
相手から狙われ
見方から信頼を失い
自分の評価は下がり
試合に出られなくなってしまいます
サッカーのデュフェンスでセンターバックは
最後の砦といっても過言ではありません
そんな砦が簡単に裏を取られ
試合にも負けてしまう
こんな状態が続いていいですか?
チームメイトから信頼され
“あいつがいると安心する”
と言ってもらえる存在になりたくありませんか?
実はあなたのその悩み
簡単に解決できます
それは
ボールウォッチャーになりすぎないことです!
試合中は常にボールも選手も動きます
今のあなたはボールの動きだけを追っていませんか?
自分たちのゴールから
遠い所にボールがある時は
相手もボールも見えます
しかし
相手が押し込んで来たら
ついボールの動きに目がいってしまい
自分のマークする選手を見失っていませんか?
相手もボールも見続けるというのは
不可能なことです
では
相手がパスを出すときに
両方を見ることができたらどうでしょうか?
パスの出所は予想できます
もし裏にボールを出されても
カットできたり
余裕を持って相手に追いつくことができます
ボールウォッチャーになってしまっている現状
あることを意識するだけで改善できます
明日のトレーニングからでも
取り入れることができます
それは
少し低めにポジションを取る
これだけです
少し引いて守ることで
普段よりもさらに余裕が生まれます
相手もボールも見失わず
守備ができるようになり
慣れてきたら相手の狙いが
手に取るようにわかるようになります
意識することは
いつもより3歩低い位置に
自分のポジションを取ることです
これを普段のトレーニングから
取り入れてください
1週間もすれば
ボールも相手も見失わず
冷静に対応できるようになります
パスコース
試合中、チームの攻撃を組み立てる時
センターバックでもボールに触れる機会はあります
そんな時に
「同サイドへの横パス」
「相方のセンターバックへの横パス」
ばかりを繰り返してはいませんか?
相手からしてみたらどうでしょうか?
パスコースが読みやすく
守備がしやすいはずです
現代サッカーにおいて
センターバックは守備だけでなく
攻撃を組み立てることも要求されています
ではなぜ最終ラインでプレスも少なく
余裕のあるあなたが
安易な横パスばかりを選択してしまうのか?
パスをカットされる
ショートカウンターを受ける
失点してしまう
といったことを恐れているのではないでしょうか?
確かに自分がセンターバックなら
後ろにはゴールキーパーしかいません
自分のパスがカットされたら失点のリスクはかなり高いです
しかし
思い返してください
練習の最中のあなたは
自分のパスがカットされ、失点することを恐れていますか?
そんなことはないはずです
練習中はのびのびプレーできているはずです
時には、相手の股下をもうかがったプレーをしていませんか?
ではなぜ
試合になるとなぜ横パスを多用してしまうのか
それは
試合ならではの雰囲気にのまれてしまっている
のです
試合に集中することはもちろんですが
体が固まってしまうほどでは
周りが見えなくなり
かえって逆効果です
練習の時と同じぐらいのびのびとプレーできたら
試合でも周りがよく見え
横パス以外の選択肢も持てるようになります
ただいきなり試合でのびのびプレーしろ
といっても
いきなり変わることは難しいです
そこで
練習の時からあることを意識してください
それは、、、
ボールを持っていないときに
逆サイドをよく見ておく
これだけです
これをするだけで
自分のとこにボールが来てから
出しどころに迷うことがありません
相手からしたら
「ボールを持っていないときでも周りを見ている」
となり、プレスをかけにくいです
たくさんパスコースを持てているセンターバックは
ボールが来る前からの準備ができているのです
たった一つの
しかも簡単な意識だけです
あなたも選択肢を増やしてみませんか?
ヘディング
サッカーでセンターバックは
試合中、ヘディングをする機会は
他のポジションの選手よりも多いです
そんな時
「競り合いたくないなぁ」
と思ってしまう
こんな経験ありませんか?
さらに
相手の体格がいい
背が高い
こんな時には
なおさら競り合いたくない
と思ってしまっていませんか?
そもそも
自分は身長が高くないから
と諦めてはいませんか?
今のあなたは
「ヘディングをすると頭が痛い」
「競り負けるのが怖い」
と考えてしまっています
セルヒオ・ラモスのように
空中戦で勝ちまくって
守備のリーダーになりたいとは思いませんか?
あることを意識するだけで
空中戦が得意になります
それは、、、
- ボールの落下地点に入り
- 相手より先に飛ぶ
これだけです
ヘディングを指導されたときに
「腕を使え」
「ボールの正面に入れ」
こんなことを言われた経験はありませんか?
もちろんこれも大切なことです
しかしこれは
相手より先にボールに触ることができて
はじめて使えることです
競り合いに負けた時には
ボールの落下地点にも入れていない
ましてや
飛べてもいない状態ではありませんか?
まず、ボールの落下地点に入るというのは
蹴り上げられたボールの直線上に入る
次に
相手より先に飛ぶ
これが重要になってきます
ボールの落下地点を相手より先に占めた状態で
相手より先に飛ぶ
この状態から競り負ける
よっぽどありえないでしょう
相手がジャンプしてきた場合
落下地点を有しているのはこちらですので
危険なプレーと判断され
相手のファールを取られるケースがあります
相手がジャンプしてこなかった場合
ボールに対してプレーしていない
危険なプレーと判断され
こちらも相手のファールが取られる場合があります
この二つのことを意識するだけで
こちらが有利になると思いませんか?
たとえ競り勝てなくても
相手のファールを取れたら
マイボールにすることができます
3人一組を作って
一人がボールを投げる役
残り二人は縦関係になり
後ろの選手がヘディングをする
これを練習の時に行ってみてください
試合での競り合いの局面を
コンパクトにした練習方法です
ボールの軌道に慣れ
落下地点がわかるようになります
さらに目の前に相手を置くことで
より実践に近い状態を作り出せます
二週間もしたら
二つのポイントを意識せずとも
行えるようになります
絶対に弾き返さないといけない
といった固定観念は捨ててください
そして
チームを後ろから支え
安定感のあり守備を目指しましょう
ラインコントロール
サッカーのセンターバックは試合中
最終ラインをコントロールすることが求められます
最終ラインは
低くとりすぎても相手にスペースを与えすぎてしまう
高くとりすぎると裏を簡単にとられてしまう
適度な位置取りが難しいです
試合中常に動き回るボールですが
そのボールの位置によって
微調整が必要になってきます
逆に言うと
ラインコントロールができているチームの守備は
安定している
場面ごとの対応がスムーズにできている
などがあります
しかし
今のあなたは
サイドチェンジされる度にバタバタしてしまう
このような状況ではありませんか?
ラインコントロールができていない選手の特徴として
さぼってしまう
さらには
「ボールを出されてからでも間に合うだろ」
と考えてはいないでしょうか?
あることを意識するだけで
相手の動きに動揺することなく
素早い対応ができるようになります
それは、、、
相手がボールを下げた時に
3歩ラインを上げる
これだけです
攻め込まれているときに最終ラインを上げるのは
あまりにも無防備です
ですが
相手がボールを下げた時
これを行うだけで
ボールが動いている最中にも
万全の準備を整えることができます
普段の練習の時から
ボールが下がったら3歩ラインを上げる
これを意識してみてください
2週間もすれば
試合の最中にもこまめにラインを調整できるようになり
安定した守備ができるようになります